関門セントラルキッチンについて
関門セントラルキッチン(CK)
関門セントラルキッチン運営の基本理念
今日ほど食の安全性、食の楽しみが重要視されている時代はありません。地域社会貢献を目指し、ひらかれたセントラルキッチンを概念に他施設への販売を推進する。私たちは最新の設備を備えた関門セントラルキッチンにおけるクックチル方式で、食の安全性、食味の良さを追求するとともに、各施設における細やかな要望にもお応えするため、食事提供をする施設で料理の最終仕上げを行い、可能な限りのサービスを提供してまいります。
(1)基本的態度
最新の設備・調理技術のもとに食の安全性を確保するとともに、単なる能率主義・効率主義に陥ることなく食事の楽しみを提供してまいります。
(2)基本計画
クックチルシステムを採用することにより、調理済み食品を安全かつ大量に確保し、日常の食事を安定的に提供するとともに天災地変等緊急時にも一定期間の食事提供に対応できるようにいたします。
システムフロー
システム特長
HACCP概念
食品衛生の基本は「大量調理施設衛生管理マニュアル」遵守にありますが、私たちはさらに厳格なHACCP(危害要因分析と必須管理点)概念に基づく高度な衛生管理を実施しています。CK内には食品衛生検査室を備え各工程における品質を自主的に検査、安全性を最優先します。
クックチルシステム
クックチルとは、加熱調理をした食品を、急速冷却、そして喫食時間に合せて再加熱し提供する調理システムです。冷凍保存のような食品の劣化がなく「味」と栄養分を損なわず製造日を含めて5日間の保存が可能です。多種多様な病院給食などにおいて作業の平準化・コストダウン・衛生管理をより完全な形で適時適温給食が可能となります。
- ●大量調理と作業の平準化が可能
- ●集中管理による業務の効率化
- ●大量一括仕入れによる食材費のコストダウン
- ●CKにおいては業務分担(責任範囲)が明確化
- ●長期保存可能なため計画生産が可能
- ●SK調理業務の削減によるHACCPの管理の徹底
(SKにおいて炊飯、味噌汁、麺等の調理は行う)
安全 / 快適 / エコロジーな作業環境
すべての調理エリアで食品に対して適切な温度管理が行われており、食品微生物の増殖を抑制します。クッキングエリアは省エネ / 静音の天井換気システムを導入、あわせて建築外壁は断熱性の高いパネルを採用、省エネルギーに配慮しています。